暗闇といれ




きのう八月二十三日、2017番目の処暑、朝からお腹の具合が変だった。少し前から変なのはあったけど、きのうは発酵薬膳の美味しいのを鱈腹戴いた翌朝だった、から、やな
くらいにおもった
しごとでいえを出る間際にもトイレにいった、けど、あぁ、もぅ、時間が‥と、家を出てあるきはじめた
ら、お腹のなかも一緒にぐるぐる動きだしてきたようで、なんか、かつてあった思い出までが頭のなかをぐるぐる回りはじめてきた、けど、
大丈夫なような気がしてきて、バスに乗った。
各駅停車のバスは順調に走り、通過するバス停には誰もいない
と、おもったら、一人はしってくる
を、2回くらい繰り返して、それでも駅までもちそうな気がしたけど、駅まで3つ前のバス停でいったんおりることにしておりた。
目指したところは、とあるビル、薬局や眼科や整体、日本料理の店が入ってる雑居ビル。開店前のところばかりを尻目に、ビルのトイレに向かう。電気がついていなくて真っ暗闇。暗闇の中、電気のスイッチをさぐる、すぐに見つかった
けど、電気はつかない、慌ててあわてたけど、2階なら点くかなと、訳も分からずそうおもい、2階にいったが、同じ。もういい、時間がない、暗闇トイレ。暗闇でも、手探りでなんとかいろんなモノの位置はわかった。足探りで、便器もわかった。かばんをかけるフックもわかった。ほんとうに暗闇のなかのトイレ。ホッとした頃に、トイレの電気がつきました。
暗闇でもなんとかなるもんやな。
けれども、しごとには7分遅刻してしまいました。おわり。