つるっとたまご肌なひとやな〜っておもって名前みるまで、祖谷物語 おくのひと の 春菜ちゃんやって気ぃつかんかった｡すっかりきれいなおねえさんになっちゃって｡なめろう、美味しそうに食べてたなー｡焼鮭も日本酒のがあうのにーってー｡ひとりでどこでもゆく…

いちにち最低いっかい以上なにかに怒号を浴びせている。自家用車、バス、トラック、電車、コンビニ店員、銀行の案内係、らーめんやの大将、高校生、中学生、女子大生、おばはん、おっさん、すしチェーン店の高校生バイト、コンビニ店員(トレーニングchu)、自…

むかし(てゆうてもほんのすこしのむかし)パンも出してた近所のケーキ屋さんに、さいきん仕事がえりにふらっと寄って、独りお茶してくことがあんねんけど、ゆうがたたいていいはるおねえさんが可愛い。五月ごろ、抹茶が美味しいからって調子にのって寝るまえ…

壁にはりついてひからびているものをいろんなことのありとあらゆる噂をモチーフにして物語にしてみましょう 白い花がポタ と 音をたてて墜ちましたので

ケータイとか財布とか鍵とか定期入れとか持って出かけるのを忘れてしまうことはしょっちゅうやけど、弁当だけはどんなことがあってもわすれたことがなかった｡ そんな食い意地だけがプライドなわたしに滔々こんな日がきてしもうたな｡て思うただが、食い意地は…

会社にゆけば、二〇一五年文月のはじまりは、訃報やった。人間の命は、儚い。夢を、束の間の夢をみているガの如くや。花弁が散るよりモはやく、虫ノ声よりハみぢかく、机に置いた写真は、趣味の悪すぎる冗談で、考えてそのトキのことを考えてもしゃあないっ…