あたらしいきもち



今日は久しぶりに大極殿を電車の中で見て、検定試験を受けてきました。ケアコミュニケーション検定、なんだかよくわからない検定やけど、いまはなんでも経験しとこの精神でつき進んでいます。そのような軽い気持ちで受けた検定が、施設実習も三分の一を終えたとこで、コミュニケーションについては身につまされる気持ちにシフトしてました。
やみくもに資格を取ったって仕方ないやんと、いままではずっと思ってましたが、そんなに悪いもんやないやんて、最近では思います。いま人生の中でやっと勉強が楽しいのかも。
施設実習が始まって、まだ10日しか経ってないのに、久しぶりに会ったクラスメイト達は1年ぶりに再会したみたいにモーレツ喋りまくりました。まるで蟠る泡をひとつひとつ消してゆくみたいに。
あとはバラバラになってから三人で月ヶ瀬へドライブしました。梅はまだチラチラとしか咲いてなくってすこし残念やったけど、ここに梅が満開になって、桜が満開になって、そんな景色を想像したら感無量でありました。帰り道、天理ダムでダム渦を見ながら恐ろしくなったりして。
今夜、BSジャパンで『坂本龍一 復興支援チャリティーコンサート』の放送をみました。大友良英さんがインプロビゼーション("fukushima#1")してるとこ少しだけ映されました。出来ればもっと映してほしかったけど、大友さんが優しい穏やかな口調で、いろんな音楽があっていい、これからはもっとそんな風になってゆくんだろうとゆうなことを話していて、みんなで共有する音楽だけでは満足できないわたしの気持ちはまた消えていく泡のように救われてゆきました。