ダンゴムシの詩



なんどとなく失業した合間に二度ほど職業訓練にお世話になった。職業訓練も二度目なら、二度目の恋よりすこしだけ策略もしたけれど、時期が悪くて受けたい訓練もだいぶ削減やら改定やらされとって。とにかく失業保険で生活を繋げたいとゆうのも、二度目の条件のひとつでもあったし、なるべくデスクワーク的な訓練はもうええと。身体を動かすようなこととか、クリエイチブなことがしたいとかで、次(のシゴト)に繋がるか繋がらんかわかりもしない「ガーデニング講座」に三ヶ月通ったことがありました。なにごとにも影響をうけるのが得意でわたしのベランダはにわかに緑や花で華やいだ。…のも、つかの間……。
いまでは部屋のなかに、やたらと生命力が強いサンスベリア(100円)がユジャロンの空き瓶のなかでスクスク水栽されるのみ……。昔は、ベビーローズ、すずらんムラサキシキブ、オランダみやげのチューリップ、ローズマリーとかいたっけ。
そんなサバイバルなわたしの部屋に、久々に緑の仲間が増えました。母が株分けしたんもろたんですー。その名もオリヅルラン。長細く伸びる葉は、真ん中に薄白い線入ってんねん、きれいー。まだまだ花はつかへんやろけどー、うれしいなー。大切にしようっと。
先日、母と散歩しながら「さいきんベンジョムシ見かけへんわ〜」てゆうたら、鉢植えの下にいっぱいおるで!ゆわれました。早速、うちのオリヅルランちゃんの鉢元におりましたわ。な………!
ほんま飽き性で困ります。小説を立て続けに読んでたんで、ノンフィクションが今はおもしろいです。翻訳ものもよいねー。
ついでに蚊もでてきはったみたいなんで…蚊とり線香、ハジメマシタ。