維新派の世界とイヌイットの神話

miwakiti2009-12-01






もう年内に部屋をきれいにするーゆうのに、変わらずカピバラさんを買い集めてる……とまらへん……
ダブルポイントなぞ気にも留めへんで、とにかく10日、20日、30日とタワレコインを狙ってゆくから、余分に…絶対余分に買い物してるわ!多分!でもね、昨日買ってきたトラッシュキャン・シナトラズの『イン・ザ・ミュージック』めっちゃまったりしててめっちゃ良いー。溶けてきたで。泥なってきたで。泥になれる幸福。『バウムクーヘン』、CDがバウムクーヘンなっててウケタ。(しかし、バウムクーヘンって曲には男泣きするで。)
先月、精華小劇場でやってた『ろじ式』(たしか2週間くらいやってた)ほんまみにいけてよかった。全日全席前売り完売やってめっちゃ焦った。コネと根性?使ってなんとか観れた。ほんまよかったなー。維新派が精華小劇場をどんな世界にするのか想像つかんかったけど、中に入って舞台に積まれた箱、舞台を囲む箱、舞台の天井にはりめぐらせた箱、が目にはいったとたん維新派にやられた!思った。恐竜の骨とかね。やかんの化石とかね。それを見てたら、人間の歴史って、宇宙や海や地球に比べたら、まだまだみぢかいもんやけど、となりのモンスターが見たことのない昭和の産物は、もはや恐竜の骨みたいなもんかも。とおもてもた。
『ろじ式』は旅する三部作のつなぎみたいな小品のはずやが、もう普通に作品、番外編みたいな。『ろじ式』の中のいくつかの場面と『カンカラ』からの場面を今週の土曜日、阪大でパフォーマンスやるらしいわ。うーん。見たいけど見に行けない。今日から精華小劇場で始まったポスター展は来週あたりにいこ。と思てる。
万博記念公園の中にあるミンパクで今やってる『自然のこえ命のかたち』カナダ先住民イヌイットの生活を紹介する特別展も、先々週みてきた。とにかく寒い北極圏や。防寒のため、着るものに動物の皮は欠かせない。それはわかる。自分たちで狩りをして、肉は食糧や。皮や毛は衣服に。とても無駄がない。防寒の意味だけでゆうと、皮をなめして、縫い合わせ着れるようにして終わりでええやん。しかし、イヌイットは、皮にたくさんの装飾をほどこす。鮮やかな色の組み合わせで、細かいガラスビーズで模様や絵を描いたり、羽をつけたり、色をつけたり、めちゃおしゃれさんなのや。イヌイットの作った足当てほしい、おもたもん。
寒くて寒くて、一日のうち太陽が光さす時間が極端にみぢかい世界に住む繊細な人間たちの知恵、あなどれん。芸術や音楽やアートやミュージックや、なんてゆうてるのはなまちょろいな。ほんで、わたしは、なまちょろい世界に生きている。それでええんや。けど、言いたいことはゆいたい。

イン・ザ・ミュージック

イン・ザ・ミュージック

「BAUMKUCHEN」Original Sound Track

「BAUMKUCHEN」Original Sound Track