音楽漂流

miwakiti2006-11-12






●野性の雄叫び
Standing There~いま、そこに行くよ~
今日は月一の鍼灸へ。
風の音が恐いからと上のお姉ちゃんが
早く玄関ドアを閉めて閉めてと、何度もいう。
いつものおてんばさんが上着のフードにすっぽり隠れて怯えてた。
子供って敏感なんだなー。
治療中にいつもかかっているCDから、野性の雄叫びが聴こえてきた。
もう1年近く通ってるのに、
その声は健ちゃん(鍼灸師)のふたりお子達の声だと思ってた。
bonobosを聴きはじめて、ずっと変な感じが続いてる。
カラダの奥の野性の部分が呼び覚まされてる感じ。
わけもなく踊りたくなり、空を仰いで遠い日のあなたに

よびかけたくなるよ。


●未来のフォーク
FUTURE FOLK
the Indigo - エラー


the Indigoの『といかけ』を聴いた時、
なにかリンクしてると思って泣きそうになった。
「誰々の音楽を誰々の音楽みたいな感じ。」
と言う安易な説明の仕方は極力避けたい。
つい口が滑ってやってしまった時は、
深く自己嫌悪。自らの浅はかさに。
しかし、このインディゴに関しては堂々と言ってみたい。
何故ならご本人達も自負しているようなので。
旧友に再会した時のような気持ち。
久々に正当派フォーク・ポップスを聴いた気持ち。
中学生の頃よく聴いたブレッドアンドバターやハイファイセット(どっちも同じ・笑)
美しく軽やかなメロディーに透明な哀しみを帯びた詞。
日本のカーペンターズみたいだ。
『マスターミュージック』
私のマスターミュージック、ありすぎて幸福すぎるね。


●ギターなロック
GO GETTER
やっと手に入れまして聴いています。松江潤さんの『Go Getter』
大人のギター・ロック。
ギター好きにはヨダレもの。
最近は慰めに掻き鳴らしただけのものが多くて
ギターの音色に癒しを求めることが少なくなってしまったよね。
このCDを聴いていると、
ああそうだった、ギターには色んな音色があったよね、
こんな空気も醸し出すんだと、幸せになります。
ハード(?)な雰囲気の表ジャケに騙されてはいけません。
中を開いたら可愛いピンクの松江さん!
ラストナンバーの『我思う故に』が最高です。
思わず親指たてて大きく頷いてしまいました。
古い女、上等!


●スーパー・ソニック
Roll With It Supersonic
http://www.oasisinet.com/site.php


確かSHERBETS(浅井健一)のCD、まだ実家だったよな、と探ってたら
見つけたのはOASISの『Roll With It』と『Supersonic』
20代の後半に働いてた会社の同僚に貰った。
洋モノ和モノ問わず音楽が大好きでカラオケに行くと彼は
イエモンやミッシェルや黒夢を熱唱してた。
CD買っては歌詞カード見ながら繰り返し絶叫で練習するから、
唾だらけになると言ってたな。
OASISは歌詞カードがなかったからかろうじてヨダレ被害から免れてる。
擦り切れる程聴いて満足したからと貰ったんだけど、
久方に聴いてみたら、いいな〜とあらためて思い、リピート中。
韻を踏む歌詞が心地いい。
スーパー・ソニック
超音速というタイトルと裏腹のゆる〜いギター。
ストーン・ローゼスやアウト・オブ・マイ・ヘアーも後で聴いてみよう。
漂流はまだまだ続きそう。