戦メリとコリーダ(Merry Christmas, Mr. Lawrence/L'Empire Des Sens)



わたしが高校生のとき。学年も季節も理由も全く思い出せないんだが、多分おそらく全校生徒が体育館に集められ、大島渚監督の映画『戦場のメリークリスマス』を体育座りして観たんですけどね。
そんなこと初めてだったんで、わたしは最高にワクワクしていました。そして、ワクワクの果て、映画を見終わったときには、すっかりデヴィッド・ボウイに恋をしていました。
なわけで、話しの内容なぞ、全く理解していなかったのに、恋に落ちて阿呆みたいに聴いていた戦メリサウンドトラックの威力をまざまざと思い知りました。
いまとなってはもう言葉にできないあの頃のぐちゃぐちゃな想いが洪水のように押し寄せてきました。
そして、戦メリがより鮮明に。
つぎに、『愛のコリーダ』をみるの、はじめてだったので期待が膨らみすぎていました。白いモヤモヤをみて、嗚呼ここは日出づる大日本帝国なのだったとまざまざと思い知らされた次第です。

それはそうと、昨夜の九条シネ・ヌーヴォは、わたしがここ最近通い詰めてる日のなかで一番の満員の盛況でした。