コウさまは三人いた

うすぺったいトリさんにも出会いました。つづく。

完璧に散ってしまった樹もあれば、咲き誇っている樹もまだたくさんあります。ぼたぼたっとした八重や可憐な枝垂やなんか、サクラソウが枝垂のすぐ下にちょこんと咲かせるようにしてあるのはなかなか善い思い付きでございます。あの、すぐ下を歩くとき、桜餅の匂いがする桜となんにも香らない桜の違いってなんなのでしょうね？
わたしは断然、桜餅派ですよ。花よりだんごですから。夜な朝なと桜の花の下をくぐり抜けるのが楽しい日々でございす。
春の日は車窓の風景もすてきですね。すてきなので一日中でも黙って見ていたいわ。地下鉄に潜ると、車窓もないので眠ってしまうし。
花冷えにしては寒すぎやしませんか？寒さ堪えて暖かくなってきたと喜んでいるとまた雨。雨が降ってきたらテントはどうなってしまうんでしょう？雨でお尻がぐちゃぐちゃになってしまうでしょうか。ならば座布団を持参します。
そうそう、枝垂の下でチリチリっと咲いてるつつじも綺麗ですよ。あの真っ赤っかなのはドウダンツツジですか？タンポポは夜に綿毛になって、朝見るとハゲちょろぴになっておりやす。明日の朝にまたそれを見るのが楽しみで楽しみでついつい笑っちゃいますね。

そうか。哲夫に聞けばいいのか。そうしよ〜そうしよ〜そうしてみよう〜。