にんげんさまのすむちきゅう




昨日の夜のことですが、九ヶ月まえにお別れした職場のひとたちと或るひと家のお庭でBBQパーティーをしました。久しぶりに肉をガツガツ喰らうたのと、4月半ばにしては北風の冷たい一日で身体が強張ってしまったみたいで今日は一日身体を休めるだけで終わった。(゚ーÅ)ホロリ
半月まえにその職場とお別れしたその或るひとの自宅は話に聞く通りの素敵な家でした。人ひとりがようやく歩ける細い道路をスイスイと自家用車で走り抜けてあっとゆうまに着いた垣根のない庭には立派な松。バリアフリーとは無縁の段の高い玄関。二重の硝子戸がある縁側。大きな太い梁が剥き出しの低い天井。生まれてからずっと住んでいる家だって羨ましい。むやみに憧れてもしかたがない。
畑仕事の好きな娘さんは離れに住んでいる。ふだんは茶粥と漬け物しか食べてないとゆうていた。一緒にガツガツ肉を喰らうた。
しかし、久しぶりの肉はほんまに美味しかった。じわじわと腰から冷えていたのも時間が経つのも忘れていた。一度家にはいってしまうと寒いことに気付いてしまって、ストーブを囲みながら聞いた話しは、話しだしたら終わりのない話しで、つぎのひは日曜日なんだし、ずっと聞いていたい気も少しだけしたけど、また別のひとの車に乗っけてもらい終電をつかまえて帰った。
もうその職場にいなくとも、こんな風にしてまた会うことができるのがこんな風に楽しいと思える日がくるなんて思ってもいなかった。明日わたしはどうしているかなんてわたしにはもうわからない。だから、いまやりたいことはできるだけやっておこうと思うし、やりたくないことは絶対やらないようにしたいと思うのです。
わたしには自由なんて永遠にありえない。あるのは、制約されている自分。そのなかでいかに自由を演じ続けられるのか、どこまで自由と錯覚するかだけなのです。傲慢は立派な罪のひとつなのですよ


と、久しぶりたくさんの肉を喰らうた夜にぶつぶつと呟いておりました。