ハロウィンの予行練習

miwakiti2009-10-13

 
 
結局、水都大阪2009のイベント、なんも参加できず終わってもたな。結局、オキアガリコボシを恐る恐る突いたり、カラフルにメイクしてもらった歩道を踏んで汚しただけやった*1。作品の前で監視してる人がおると、突くのも少々気がひけたけどね。昨日は水都大阪最終日よりUSJ。毎度の妹ちゃんと。めっちゃええ天気で。撮った写真を見直してたら、ネバーランドを写したのが全くない。ネバーランドのとき、ちょうど暑かったしな。写真を撮るのを忘れるくらい。空中にロープで吊り下げられながら、「妖精の存在を信じるかい?」とピーター・パンが囁くのを聞きながら、暑くで頭の中がボーッとした。
久しぶりに妹とJAWSにライドしたら、大当りやった。目の前にJAWSが3回も。黒焦げになってもJAWSは勢いを失わなかった。それで、まともに水をかぶった妹とともにBACKDRAFTへ暖まりにゆく。燃え盛り、大蛇みたいに狂った炎の映像をみて、ショックをうけた少女は激しく鳴咽をはじめた。それで娘の父親は、クライマックスの恐ろしいシーンを抜けて少女とともにBACKDRAFTを退散。その横でわたしは、ピーター・パンの甘い囁きよりも、炎の連打のほうが美しいと、見とれてた。そうや、黒焦げのJAWSも。その哀れに見える姿が美しくて、痺れた。
つむじ風食堂の夜」は、日曜日の夕食の前に読み終わった。刻一刻と、豚しゃぶへの時間(とき)が迫るを感じながら、興味深い言葉のひとつひとつ(旧字遣いも)を楽しみました。大人になっても、ずっと子供のような夢を見続けることは、果たして美しいことやろうか。大人には大人になってから見る夢がある。地面に足を踏みならし夢をみようよ。そんな力強い幻に出会えた食堂と食事の相手をもつことができた吉田さんは幸福なひとやな。再び生きることの物語。読んでいるあいだ、映画楽しみやなぁ。て、ずっと考えながら読んでるのは珍しいことやった。
ハロウィンの本番は30日。昨日のは序ノ口やね。嗚呼、クロケット定食と屋根裏部屋。

*1:元永定正・中辻悦子さんの「ななころびやおき おどろきとわらい」http://www.suito-osaka2009.jp/corridor-other/art-kairou/index.html