逃亡者
職場のおじさんが忌引で一週間休まはることになり、今日から三日連続早出に。はよ寝なあかんと思うときほど、読みかけの本が気になる気になる。気になる気になる。から、昨日夜更かしして読んでもおた『遠い太鼓』。旅のおわりを惜しむように、休みの終わりをのばしたかったんね。あとがきで知りましたけど、『遠い太鼓』とゆう同じタイトルで美術関係の本があるそう。わたしが読み終わったのは村上春樹さんの『遠い太鼓』です。ああー面白かった。これはただの偶然ではないわ。きっと今読むべくして読んだんやわ!爽快!ソーカイ!あーそうかい!
てな感じやった。
ところで、今わたしは、或る人間から逃げてるのや。昨夜、脳みそをええ具合に発酵さしてくれた長い長い連日休暇から自宅に戻ったら、10年ぶりくらいにドアのとこにその人間が「お帰りなさい。また来ます。」てな手紙を残してたのや………でも、さしてその手紙は気にならへんかった。今夜はもうけえへんやろうと思ったから。本を読んでしまいたいくせに、たまってる録画も見てしまいたい。いつも通り大きな音で機嫌よくテレビをつけてたら、ドアの方から囁きが聞こえる………もしや、また戻ってきたのか!
暗闇生活も慣れたら結構ええかも。エコかも。
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- 作者: 酒井忠康
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どちらもトルコの民謡のタイトルにインスパイアされた。