光陰vol.01

miwakiti2008-12-24




ゆる桃ギリギリ企画「光陰vol.1」
12/10(水)  吉祥寺SHUFFLE
open/18:00 start/18:30
前売り2200円/当日2500円(+1drink500円)


出演:
黒田祐介(オープニングアクト)
http://sound.jp/2sb/

DAdDY WALK AROUND
http://www.daddy-walk-around.com/

Clownfish
http://www.clownfish.jp

noiam (from 大阪)
http://www.noiam-web.com/

SOU-SHI
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=sou_shi


吉祥寺SHUFFLEオフィシャルページ
http://www.k-shuffle.com/pc/index.html
http://k-shuffle.com/mobile/index.html



merry christmas eve☆
今月のはじめ、吉祥寺へいってきました。もう2週間も経っちゃった。桃ちゃんの企画。出演順は上記の通りでした。


吉祥寺は今年3月、吉祥寺bar Dropに行って以来。ちょうど埼玉に仕事行ってて、ちょうど仕事終わって帰る日に南さん(from Sunbarin)が夜のイベン(DJ)やるってギリギリに知って、これって行っとかなあかんのんちゃうん?!って、とりもなおさず行くことに。しかし、南さんをお目目にするのこれがお初ーっ?!ってふっと気付いたら妙に緊張してしまったこととか3月の夜は物凄く寒かったこととかイベント人数少なかったのに異様に盛り上がってわけもなく楽しかったこととか南さんのきれいな瞳とかそうゆうことしかもう憶えてなかった。吉祥寺の駅に着いたとき、うーん?こんなだったっけ???って、思いました。


シャッフルは、井の頭公園口からすぐだった。ちょっと歩いたらすぐ見えた。HPに「駅から徒歩2分」とか書いちゃえばいいのにね。こんなに近くて便利なんだもん。おくれ気味だったけど、桃ちゃんに花を贈りたくて、入る前に駅前の花屋さんに寄りました。そこ小さな商店街のようになってておじさんがひとりでやってて、すでにアレンジしたお花がたくさん作ってあって、どれもすごく可愛かった。「メッセージカードつけますか?」ってマーキーも貸してくれたので、うれしげに色色使って急いでらくがきした。そんなことしてたら急に懐かしい匂いがこみあげた。吉祥寺、不思議な町。おぼろげな記憶とイメージが変わってしまった。あたらしいものとふるいものがしぜんにしてるかんじ。吉祥寺って広いねんな〜


さて。おくれ気味でシャッフルに入ると、階段のしたに桃ちゃんがいるのがすぐわかった。8月に大阪で会って以来だったので、なつかしくってわぁー。って叫んじゃった。イベントの話、すこしずつ教えてくれてクラウンもよびたいって言ってて、すごいなー。って、わたしはずっと圧倒されてた。たとえクラウンが(スケジュールが合わないとかで)出なくってもゆる桃ちゃんのイベント第一回目は絶対行く!って思った。こうしてシャッフルでゆる桃ちゃんと再会できたことが実はいちばんうれしかった。


中に入ると、オープニングアクト黒田祐介さんがやっぱりもう歌ってました。黒田くんは、Two Smoking Barrelsのvo>だった。バンドは2006年に解散したそう。黒田くんの声はすごく伸びがあって、言葉がはっきり聞こえるし、ギターも聞かてくれる。バタバタしながら中に入っちゃったけどたちまち世界に取り込まれた。黒田くんの世界に。黒田くんの歌も黒田くんの話すことも旅立ちみたいで、しずかな決意みたいなもの感じました。またいつかどこかで会えるだろうかな。



DAdDY WALK AROUND(ダディ・ウォーク・アラウンド)は、スリーピースやんちゃバンド☆えらいなー。って思ったのは、ライブハウスで時折よく起こる「ドーナツ化現象」のことを恥ずかしがらずに言ったことです。テーブルに張付いてて気付かず私も悪かってんけど、後方、結構人詰まってきてたみたいね、この時間あたりから。なのに、わたしのテーブルの前はがら空。vo.のリョウタさんが「MCが普段よりカミカミで恥ずかしいのは、この前方がぽっかり空いたドーナツ化現象のせいかもしれない」てゆったとき、どきりとした。それでちょっと後ろから出てきた男子いました。ダディさんたちは、今年の2月に結成スタートしたばかり。えーーーっ。まぢですかーっ。まだ1年経ってないってそんな感じのライブアクトではなかったよ。帰ってきてから興味沸いて、プロフとか読んでみました。初ライブ大阪でやってるし!ずっと試行錯誤の3人。山あり谷ありストーリーが書いてあった。3人のライブパフォーマンスは、サマになってて、キュってなってた。曲も、動きも、切れがあって、アゲてくる。HPもCDもチラシもクールなグラフィック。リョウタさんはデザインのお仕事をしてるそう。ちょっと目が離せないダディ、勢いがある。アンケートを書くと、もれなく頂けるというdemo盤と1枚目の自主盤購入しました。元気な3人のらくがき(サイン)お気に入りです。あれからリョウタさんから2通のパパメール(めるまが)届きました。正直で暖かくって、こんなココロのこもっためるまがはなかなかないよ。歌っているときとおしゃべりしてるときと、変わりなく真直ぐなんで、ホッとしちゃう。



今回のClownfish(クラウンフィッシュ)はアコースティック編成。パーカッションに増田ガッツ修さん(from Benvenuts)をお迎えして。カホンが入ったせいか増田さんの醸し出す空気のせいか、なごやかムーディーなの。受付でもらったフライヤー達のなかにアンケート用紙(初!)も入っててそのアンケート用紙にはセットリストが書いてあった。この短い時間のあいだに7曲も?!そして、そして、クリスマスソングから始めるん?!見ただけで泣きそうになる私。実際、Joy to the worldから自曲Self-meltingに移り変わるときの流れの美しさったらなかった。照明も美しくて・・・・・・。増田さんがシャンシャンと鳴らす鈴がクリスマスムード満点。サンデイの出だしは、カホンから始まってギター入るきっかけ、なかなかつかめずにいたけど、サンデイ好きなのでね、手拍子したくなっちゃって小さくだけど手を合わせてました。クラウンが10月に1年半ぶりの新譜を出してからわたしにとって、これが最初で今年最後にみるクラウンのライブ。「Self-melting」も「落ち葉舞い散るころ」もライブでは初めて聴いたのに、初めてでないようなキモチがいっぱいしたのは、今回の新譜は前作の「君とのサンデイ」や「Cars & Girls」とだいぶ趣が変わってしっとりアコースティックだったせいかもね。ライブとCDの音が、今までより近い感じがしました。だから「Alice in wonderland」は、やっぱりこのアルバムの中では反って異色でこの遊び心たっぷりのファンタジーやっぱり好きな歌なのだ。Alice。「Catch & Release」が出てからは、ずっと「Catch & Release」ばっかり聴いてただけど、ライブに行く前日頃から急に前の2枚が聴きたくなった。肌をするりとすべってゆくのに、耳にざらざらしたものを残してく感じ。そんな風にちょっと思ってたから、シロップ&ハニーと夜明け前とDavid聴けてすごく嬉しかったな。Davidはクリスマスらしからぬ歌だけど僕が大好きだからやります。とゴヂロさんが言ってたのも。なんだかMCもね〜落ち着いていっぱい喋ってたよう。桃ちゃんとは、クラウンやる前のバンドから知り合いで、でも、僕のファンではなかったけどとか(笑)ステージにタオル持ってくるの忘れて苦笑してるゴヂロさんに「いい汗かいてるね♪俺の貸そうか?w」と、むとちん。増田さんまで自分の汗を拭いたばかりのタオルを無言でゴヂロさんに差し出す。コント見てるみたいでした☆物販コーナーにもチラシ作って置いたり(かえるさんだと思ってマグネット、とかげさんだったかわゆす)アンケート箱もちゃんと置いてあったよ。(写真撮るの忘れた。苦。)イベントが終わった後、ちょっとした同窓会(笑)みたいになってて、ドラムスサポートしてるResponseのみづほちゃんも見に来てたり、むとちんが昔やってたMMマッシュルームでメンバーだったジライさん(GAGOS)もいらしてて、増田さんも実はMMマッシュルームつながりだったりして、わちゃくちゃに楽しくてしかたなかったです。あとはサイン攻め祭り。(私が一方的にね!)今は、座頭市なとかげのもうひとつの目は、Clownfishが関西にきたときにいれてもらうのです!(願)この日の直筆セットリストまでいただいてしまいました(泣)いつもありがとう!わたしのほうこそありがとう!
(余談だけど☆むとちんが着てた「no more sweets」Tシャツ・マーブルチョコをイメージしたスペシャルバージョン素敵でした♪Seagull-Sewing Online Shopというオンラインショップのお洋服屋さんでハーフ・オーダーメイドしてもらたんだそうです。ゴヂロさんが最初にモデルで登場してますたところです♪ http://camome.fsr.jp/catalog/product_info.php/products_id/186
S.O.S web shopはコチラ→http://camome.fsr.jp/ 
マイスペースもありますよ→http://www.myspace.com/seagull_sewing 
わたしもちょっとオーダーしてみたくなったです・・)



noiam(ノイアム)のことは、セカンドラインに行く度に気になってるバンドだった。ロックだけど浮遊感があるとかって、スリーピーみたい?と思いながら結局ライブ見に行ってなかった。noiamが始まる頃になるとお客さんもきゅうきゅうくらいになってきて私の前にもひとがいっぱい。より幻想的な照明の中でnoiamは登場してたような気がします。noiamすご〜〜〜〜い!(>_<)すごい世界観です。vo.gt.のまさしさんが醸し出す独特のキャラもさることながら、チョロさん(gt.cho.)コーキさん(bass cho.)まっしゅさん(dr.cho.)全員かっこよす!!!!まさしさんは帽子好きなのでしょうかね?とてもかわいいおしゃれな帽子かぶってました。from大阪なので、大阪弁なんは当たり前なんやけど、吉祥寺で聞けるのが不思議な気持ちで。そうか。大阪弁やし余計にほんわかしたんかもなー。noiam的なクリスマスソングってのも、やってくれました。ミラーボールがカラフルにくるくる回ってました。最後の「シンフォニー」聴いていたら、なんかわけわからんけど涙が出てきて出てきてしかたなかったです。確かにロックだし、いわゆるポップじゃないのかもしれないけど、人を包み込む温かさは紛れもなくポップなnoiam。こんなしょうもないことを目の前で言ったなら「そんなんどっちでもええんちゃう♪」って額をこづかれちゃいそうです♪ひとめぼれ☆です。


この日SOU-SHI(ソウシ)は2枚目のdemo盤リリースの日で、すなわちレコ発!でした。疾走系ギターが突き抜けて心地よくメロディーで酔わせてくる。noiamのゆらり系から一転、シーンが変わりました。シンプルで男前なのです。じっと佇んで音をカラダにしみこませたくなる、こうゆうのも私好きなんです。意外ってよく言われるけど。私はこうゆうのは聴かないひとみたいに思われるてるけど。いつも心が動いていたいから、決め付けるのは嫌だし、決め付けられるのも大嫌い。わたしは真面目に音楽伝えようとしてる音楽が好きなんです。ジャンルとか全然気にしてないし。てか、ジャンルとか知らないし。ジャンルとかこだわってる人と話してると、ムカムカしてくる。どっちでもええんちゃうん。って、なんでわたしここで怒ってんだろ?笑。きっとあのとき、ちゃんと口に出してはっきり言えなかった私に怒ってるんですね。私。


この5組の出演者たち、一見バラバラで同じイベントに出たら、どうなるんだろうってそうゆうのも楽しみでした。意外や意外、お互いがいい塩梅になっていたのがマジック!私の中にじんわり心に残るイベントになっていました。イベントに居る間中、ライブって楽しいっ!やっぱりライブって楽しいっ!って、ずっと反芻してました。ゆる桃ちゃん、ほんとうにおめでとう。SOU-SHIの坂井さんも言ってたね。新しいイベンターさんの誕生だって。音楽とライブが大好きな人間にとって、こんな夢の叶え方ってないさね。いろんな苦しいこともあっただろうけど、そのおかげといっちゃあなんだけど、すっごくいいもの、いっぱい見て、感じさせてもらいました。音楽もライブもイベントも日々溢れまくっているけれど、そこはもう、小さなことからコツコツと。小さなことほどコツコツと大切に温めたいね。って、思いました。



シャッフルのドリンクチケットはピック。思わず持って帰りたくなる・・(^^; シャッフルもまだ新しくてスタートしたばかりのライブハウス。音も照明も居心地もごっつい良かったです。