おんがくって

miwakiti2008-10-20














長岡京ソングライン(http://songline.jp/)のフリマにて。


土曜日曜と二日間のことをひとつの日記に書くのは無謀かもしれぬけど
とりあえず書いてみるね。


18日(土曜日)仕事かえりに桜ノ宮ガラガラというライブバーにゆく。
あやこさんのライブ2回目。
この日は、いろいろと特別やってん。
だって、北海道からお客さまがきたんやもん。
口は堅いですか?×3回念押されて打ち明けられた企てに、
2週間あまりひとりでほろりほろりとしてました。
北海道のお客さまは、
いつもていねいなメールでおねがいをしてくる。
どうぞ僕の分まであやこさんを応援してください。
でも、とうとうお願いするだけでは悔しくなったんでしょう。
わかります。わかります。
この目でこの耳でその空気に触れたいよね!
わたしもはじめて会う北海道の応援者。同志。
あやこさんは、もっとびっくりしたんでしょうね。
ああ、サプライズは一生やめられない。


この日の出演はミナミアヤコ、清流爽太郎、モンキーサイクル。
この順番で。
始める前にいろいろなことがありすぎて、
さすがに緊張してたあやこさん。
どれから歌おう順番変えようって譜面をめくりながら、
譜面がないと不安だけど、歌ってるときは譜面をみてないんだよね。
なんでだろうね。といってた。
イチリンノ華」からスタート。
次はネットライブ中にチャット参加メンバーのニックネームからの
インスピレーションで生まれた唄「日暮れ鳥」。
このメンバーだってここで聞きたいだろうにと思い、
じんとしてしまう。
「新しい時代」は初期のころに作ったからいまやるのは辛いかもと
いいながら、やってくれた。そして「Rain」。
それから音源になっていないこれも初期につくった「クローバークローバー」
すごく可愛い歌でした。
最後は「青空と風」。
ずっと清々しい空気が流れてた。
自分のライブが終わって、やっと楽しめるーとあとはみんなで大騒ぎ。
次の清流爽太郎さんの歌がすごくてね。ケツ毛フォーエバー。
フォーエバーのところをみんなでコーラスしたせいなのか、
私が単に好きなだけなのか
翌朝おきぬけに口ずさんだ歌はこれだった。
世の中には上には上がいる。っていう歌ですよ。
自分だけが不幸だと思っていたら大間違いってことですよ。
そうゆう歌ですよね?爽太郎さん。
ちょっとやさぐれた口調でいながら、根は真面目。
照れくさいから、そんな素振りは見せやしない。
男性陣に絶大なる支持をうけていました。
あ、もっときわどい歌があったけどね。気になる方はぜひライブへ☆
モンキーサイクルさんは、エレキギターで弾き語り。
ロックンローラーは最初からお客さまをのせてゆく。
途中、しっとりとした雨の歌もあり、
みんなで手を叩いたりして楽しかった。
もうすぐ息子が誕生日なのでCD買ってもらえると助かる!と
正直でやさしいロックンロールパパでした。


ライブのあとは、
あやこさんのライブにかけつけたmixiコミュのメンバーさんたちと
オフ会みたいになって、
(この日うまれて初めてライブハウスにきたひともいたのです)
記念撮影したり大騒ぎでした。
この日が特別だったのはあやこさんがはじめてライブをした日から
ちょうど10年だったこと。
音楽を続けたいと思いなおした気持ちを大切に、
がんばってね。がんばってほしい。


19日(日曜日)は、あやこさんと北海道の同志と3人で長岡天満宮へ行く。
あやこさんが大好きな大森元気さん(残像カフェ)が
フリーイベントに出るそうでなんか面白そうとおもいゆくことにしました。
長岡天満宮にいくのはじめて。阪急電車長岡天神駅から歩いてほどなく
大きな鳥居がみえた。
八条が池がどあーって目の前に広がってて、迷路みたいな橋があって、
聞けばこの天満宮は詩を詠んだり、楽器の演奏をしたりと
遊興のために造られたのだとか。
りっぱな竹林が奥にあり、なんて豊かで贅沢な場所。
広場のメインステージには手書きでいろんな色の絵の具で
長岡京ソングライン08」と楽器の絵や音符もちりばめた垂れ幕。
竹林ステージやらは、あらかじめ出演者が決まってるが
池のほうにふたつ設けたフリーステージは、
飛び入り参加のためのステージ。


おんがくって!


アシガルユースと大森元気さんを見る前に、北海道の同志さんは大阪に戻り
夕方には飛行機で大阪を発ちました。
上の灰色したエルモは、まだ北海道の同志さんがいるあいだに
フリマで買いました。
500円からどんどん値が下がって100円になっていたところ。
昼間はめちゃくちゃ暑くて、こりゃ焼けちゃうねー。
と言うくらいだったのに、
日が落ちて、真っ暗になって、出演者が全員ステージに上がって、
お客さんもわーってなって終わる頃、もう寒くって、
わたしたちはすこし震えてた。
アシガルユースがライブ中に屋台のたまごせんべいのこと話してたから
やっぱり食べたくなって、あやこさんとふたりしてやっぱり食べました。
(たぶんこの日アシガルユースがたまごせんべいの売り上げ貢献してたとおもふ)
空中ループの松井くんが、ギターを背負って歩いている姿を
たくさん見かけました。
昼のいちばんに歌ったけど、
まだ歌い足りないとフリーステージに出ていたから
「はじめにんげんぎゃーとるずの歌」空中ループver.
聞けました。
池の向こうの山々がどんどんピンク色に暮れなずんできて
なにもなかったころの地球ってこんな色がもっと果てしなく
続いていたのかなって。
松井くんの声が子守唄のようにやさしくって、


おんがくって。


アシガルユースのカレーショップさふらんが
ものすごくせつなくってたまんなかったり
大森元気さんの声とギターとハーモニカが木々の葉と共鳴していたのが
恐しかったり


いったいなんなんでしょうね。おんがくって


やっぱりこんな特別な二日間のことをひとつの日記に書くのは無謀すぎました。