スネオヘアーとマウンテン

miwakiti2008-02-23








3連休、東京へ旅立つ日。
カーテンを開けたら、一面に雪景色が広がっていて、驚きました。
(どうやら日記を書いてる間から降ってたみたいだけど、
閉め切っていたので全然気付いてなかったのです)
例によって、リムジンバスの時間におくれそうになっていたので、
気が焦り、何も考えずに布地のコンバースをつっかけて、
いつものように自転車で思いきり滑り出したら、
積もっていた雪で見事に横転しました。
左の膝下がズキズキしていたけど、
とりあえず自転車を自転車置き場に戻して、
頭から雪まみれのまま、駅へ急ぎました。
今度は転ばないようにと、気をつけて。
(でも、結局、東京で、もう一回お尻から見事につるんと転んだんだけどね)
雪が降ったのは、その日一日だけで、
翌朝は東京で、泊まった友達の家で雪かきの風景も見たけど、
その3連休のあと、一週間ばかし、冬らしい寒さが続いただけで、
今週なんかは、昼休み、コートなしでも外を歩けるような
陽気な日もありました。
今朝は、春の嵐みたいな風が外で轟々鳴ってる音を、
布団の中で聞いてました。


この冬は、珍しく本を読みふけっています。
(読みふけっているという割には、遅読なので、
やっと4冊目が読み終わろうとしているところ)
秋頃から友達に借りていた「鹿男あをによし」が、
TVドラマになることを知って慌てて読み出してから、
なんとなくそのまま活字中毒に。
このまま春がきて暖かくなると、そわそわしてきて、
ただでさえ続かない集中力がますますなくなってきて、
もしかすると、また本を読まなくなってしまうかもしれない。
そう思うと、灰色に染まっていた冬が、少々名残惜しくなってきました。


静かで冷たい季節の中、スネオヘアーのライブに3回行きました。
ヨルナイト神戸と大阪の有志会イベントと東京の有志会イベント。
ヨルナイトは、松江さんと朝ちゃんがサポートした楽しいアコースティック編成。
有志会は、たったひとりでギター一本弾き語り。
今年のライブ初めとなったヨルナイトでウォーミングアップされて、
翌日の弾き語り、アコギの音色が染み渡りました。
大阪では、渡辺祐さんが司会してくださったことに、
私は感動しました。
インディーズ・デビュウの日と重なった大阪のイベント。
(重なったというか、そうゆう計らいだったのでしょうか)
ローソクがついたケーキが目の前に運ばれてきて、
皆でハッピィ・バースデイを歌い、
10周年になる来年は、このイベント、豪勢にやりたいね。と。
予定されていた撮影会は、なくなってしまったけど、
あの張りつめた集中力のある弾き語りの後、
撮影会などなくてよかったと、思い返しています。
東京は、司会がオクイシュージさんで、
これまた東京らしい計らいだと思いました。
大阪の「フィルター/現在位置」のPV上映の代わりに、
東京は、「トークバック」と「ガス橋」音源を開催宣言の後に流しました。
トークバック」は、2006年にコレクターズに提供したのの、
スネオヘアーが歌い、
ノーザン・ブライトのGENさんがドラムを叩き、
サニーデイ・サービスで現在スネオさんのマネージャーでもある
田中さんがベースを弾いてるのん。
ガス橋」は、「ターミナル」の元ネタで、
スネオヘアーがひとりで宅録で仕上げた音源。
歌詞も、なんちゃって英語のままでした。
このふたつの音源は、神がかり的に響きました。
これを聴けただけでも、東京に行って良かったなぁ、と思いました。


大阪で、「スネオヘアーとマウンテン」は、なんのことなの?
という、祐さんの問いかけに、
イギリスにマウンテンという良いバンドがいるんですよ。
と、スネオヘアーが、例によって脈略もなく話していたので、
あとで家で調べてみたんだけど、「マウンテン」というバンドは、
アメリカのヘヴィロックバンドしか私には探しだせませんでした。
スネオさん、好きなお菓子や女の子のことはよく話すけど、
好きなバンドのことはあまり教えてくれないので、
せっかくのヒントだ。と思ったのに。なぁ。
トモフスキーと共同で作ったヨルナイトTシャツ「オレとマウンテン」。
スネオさんが書いた字そのままのTシャツがあればいいのに。
と、つねづね思っていたので、
今、これがここに存在してるだけでも、良かったぁ、
2回目の玄米茶をいただきながら、しみじみ、と思っています。