ルーズロックス〜可愛いあの娘がデンデケデケデケ〜＠新世界BRIDGE（061021）
ルーズロックス〜可愛いあの娘がデンデケデケデケ〜
2006.10.21(sat）新世界BRIDGE
18:00 open／18:30 start
￥2,000＋drink￥300
出演：（オープニングアクト：座学園ザ）
ひとりTOMOVSKY/THE ANIMATIONS/SUPAHAZE/タカダスマイル
[DJ]BANK ROBBER★★
「新世界」という地名をあなたは御存じか？
関西で私くらいの年代から上の方でこの地名を聞けば、ギョッとする人が大多数だらう。
新今宮の駅前、地図から町名を消された釜ヶ崎。そして、ピンクな町、新世界。
地下鉄動物園前駅と直結のフェスティバルゲートの出現でこの町もだいぶ変わった。
目玉のジェットコースターを造るためにジャンジャン横町の一部が取り壊され
建設当時は批判の声も聞かれたけど。
フェスティバルゲートの中にはもうひとつの名物「スパワールド」もある。
しかし、、、若者や観光客を呼び寄せようと造ったこの巨大な建物も
巨大な失敗作というか。。。
建物自体は良くても中身がね。
結局、天王寺動物園や通天閣の方が集客力あるんじゃないの？？？
と、横道にそれましたが。
Bridgeは、そんな中身が空洞な建物のいわば別棟のような8階にありました。
ずーーーっと興味がありながら、実は今日来たのが初めて！
念願だった場所で、初ひとりトモフ見れて超ハッピー。
（勝手に）恒例のサイン＋握手祭りも無事敢行。
ふしぎにたのしいうんどうかいライブイベントでした。
これこそわかもののしんせかい！（わたしはなんだか父兄な感じでしたがね。。。）
前売りチケットを9月頃買って整理番号が25番だったから、
さそがしユルいイベントなんだろうとタカをくくっていました。
動物園前駅から地上に出て、町の空気を吸うと私はつくづく大阪人なのだなと
思いました。ワクワクする！！！！！
開場10分前だったけど、通りを少し歩いて見たくなりました。
ほんの少しだけ歩いただけだけど、面白いお店見つけました。
やけに男の人ばかり群がるお店。女の人は素通りです。
どうやら本屋のようです。
近付いてわかりましたが、エロ本専門店のようです。
店先はとてもオープンで電灯もこうこうとしているのがとてもステキ！
自然です。
私も店先で本を物色する男性たちのプライドを傷つけないように
気付かないふりをして通り過ぎることがなんなくできました。
やっぱり落ち着くわ〜。（どんなんやねん）
しばし歩いていたら、遠目に通天閣を発見。
やっぱ通天閣が落ち着くわ〜。
夜空に通天閣が刺さってましたわ〜。（こうゆうの刺さるとは言わない？）
いいかげんもう行かないと、とブリッジへ。
もう入場が始まってました。
番号順に並ばせるわけでもなく、、、
テキトーに並んでる人々もライブ慣れしてるっぽくなく、、、
ゆるくゆるくどこまでもルーズな感じ。。。
◎DJ:BANK ROBBER★★
入ってビックリしたのは、天井が高い！！！しかも意外と広い！！！
ドリンク代払って、手の甲に「Bridge」のスタンプ押されて
運動会プログラムを渡された。
「汗東高等学校」の張り紙。
うっかり者の私、ついに間違って違うイベントに紛れ込んじゃったのかとおもひまひた。
「購買部」とか言って、菓子パンとか売ってるしー。
後ろの方に並べられてる椅子は学校椅子だしー。
根がお祭り気質なので、実はとってもとってもわくわくしてました。
勝手にアコギ弾き語りばかりのイベントと勘違いしていたので、
ステージにバンドセットが用意されてるのにもドキドキしまひた。
バンクローバーさんのDJで、最初から最後まで居心地良い空間が作られてました。
購買部でマヨコーンパン1個買って、ドリンクチケットでホットコーヒーに引き換えて
腹ごしらえしてる時に、勇気を出して隣のオンナノコをナンパしてみました。
（私にはとってもとっても珍しいことです！！！）
京都から一人でいらした女子大生のカノジョ。トモフさん目当てとのこと。
意気投合して早速ライブ前に物販してるトモフさんとこに一緒に行きました。
彼女も私もお金が無くて、物販してた（Tシャツ、CD）は買えず。。。
おしゃべり＆握手をしてテンションあがりました。
（私はオトダマの時に買っていたサウンドオブ下北沢CDを持っていき
強引にサイン求む。おまけのステッカーにまで。）
ステージから降りてるトモさんは、さらに細くこじんまりして見えたけど、
（私の方がごついんじゃないかって。。。）
声はなんだか落ち着いていて頼れるアニキ☆って感じでした。
舞い上がってちょっと転びそうになりました。あははは、、、。
★オープニングアクト：座学園ザ
はじめは椅子に座って聞いてたんですが、だんだん我慢できなくなり（笑）
ナンパした彼女を捨てて（ヒドイ！）前に行ってみました。
全員（だったと思う）学生服着用。
オープニングにしてはすごい貫禄があったように私は思いました。
リズムがね、盆踊り風でね、自然にのれる感じ。
大阪しかもこの天王寺という地にぴったりなサウンド。
バンド名がわからなかったので終わった後でいがぐり頭のボーカルの人に
突撃インタビューして聞いてみました。
なんだかきょとんとしてたな〜。
インタビューされると思ってなかったんだろうな〜。
はじめからトモフさんしか目に入ってなかったので、
ちゃんと調べてなかったのですがどうやらこのイベントはトモフさん以外は
全員大阪のインディーズバンドばっかりみたい。どーりで。
想像すればわかることであったのでした（笑）
１。タカダスマイル
実はこの方は、DJユニットBANK ROBBER★★のオヒトリサマ。
アコギ弾き語りをはじめました。
なんかレゲエっぽい帽子被ってて年齢不祥な感じ。喋りは芸人。
でも、歌がねー、懐かしい感じのこう60年代風というのでしょうか。
聞かせるんですね〜歌を。
2番目にやった昼寝の歌とか3番目の映画の歌とか4番目はウクレレで恋の歌。
ええ兄ちゃんやん！
このええ兄ちゃん気質は、天性のものだと思われます。
最後にゆるゆるすぎたこのイベントもきちんとしめくれたしね☆*1
２。THE ANIMATIONS
1曲目からロックなナンバーをとばす。前列に踊る男子がしめる。
ぅぅぅ、なんかこんなライブもひさしぶり。おねえさんはなんか嬉しいー（笑）
それがよさー（急にオバチャン喋り）男子も女子も（若干男子の勝ち）
ノリノリのところをこのバンドは生徒たち（観客）を座らせたのさ！
「これからブルースやる！」って！
イイ！（最近こればっかだな・笑）
おねえさん、ひさびさブルース聞きました。憂歌団のライブ以来やわ（いつの話や）
しっとりしました〜。
次は立たすんかなーと思いきや、「まだ座っといて」って。
「いや、次は立ってても座ってても自由に。フリースタイルで」って。
「レゲエやります」って！
うっとりしました〜。
昨夜ツタヤでボノボのCDしこたま借りてきてiTunesに注入してましたら、
ジャンルが「レゲエ」ってなってたので、今夜は必要以上にレゲエに反応してました。
最後はまたロックなナンバーに戻り、ボーカル自らマイクスタンド引っ張って、
生徒たちの輪の中に。
私がナンパした女の子ちゃんにボーカルの人が謝ってました（足を踏んじゃったみたい）
いやー楽しかったです。明日の晩は鰻谷sunsuiで対バンするそう。（19:30くらい）
３。ひとりTOMOVSKY
トリかと思って気を抜いていたら３番目がトモフさんだった！
慌てて前に移動。やっぱりね、トモフさんお目当ての女の子が多かった。
前列体育座りはほぼ女の子ですた☆
そして、やっぱりね、ひとりトモフだからって、
トモフさんはおとなしくなんかなかった（笑）
ひとりの時に持ってくるんだという「トモフ・ターボ（これもあやしい）」（ドラム）を
片足で踏みつつ、最初はスタンディングで弾き語り。
干支を3回言って「これで36歳」あと4足して40と生徒に教えてました。
喋るときは興奮するのか、弾き語りで用意された椅子につい登っちゃうトモさん。
やっぱり可愛い。。。
紐靴だから脱いだり履いたりが大変だから靴のまま登ってごめん！とか
あとでちゃんと拭くから！とか。
いちいち可愛い。。。
歌い終わった後に照れくさそうにくしゃくしゃと髪の毛をかきまわす。
わたしがかきまわしてみたい。。。（意味不明）
「座るけどおとなしい歌じゃないよ。前に立ってやったら失敗した。」と言って
座って「脳」を歌う。歌った後に、例のこの歌の説明をしてたのですが
その中で「金八先生」のことが出てきたんだけど、
若い生徒たちさんは「金八先生」おわかりだったろうか。。。
私はその部分、でかい声で笑ってしまい、ほかの生徒さんたちとの年齢のギャップを
無意味にアピってしまいました。
次の歌で立った時かな？「立つトモフ！」と叫んで変に照れてた。フッフッフ・・・。
「今日いちばん思い入れがある歌」と言って座って歌い出した「自分らしさなんて」
本当はMDに入れてきたカラオケで歌うつもりがBridgeは機材が最新すぎて
MDが使えないらしい。（ほんまかいな）
「僕はまだMDどまりだからね！iPodとかって何？！」と悪態ついてた（笑）
そんなわけで結局カラオケじゃなくて生でやってみた。
しみた。トモフさんの歌う顔がね、こんな顔初めて見た。泣きそうになりました。
うわーん。
前のアニメーションズがのりのりのバンドだったから、「嫌だったんよねー」
「ひとりでしょぼいと思われるでしょー」
「でも、最初の学生服のバンドの彼がこの順番にしたんだよねー」とネタばらしてました。
年内は12月に京都と神戸で対バンイベントをしたら、来年はもう関西にもう来ない！
と言ったら、会場から本物の落胆のため息が（笑）
それは真っ赤な嘘で2月に、な、な、なんと！大阪十三ファンダンゴでワンマンですと！
（まだオフィには出てませんが）
「このイベントに呼んでもらって嬉しかった。来年もこのイベントがある限り
また大阪に来ます！」とまで言ってくれました。
トモフさんどうしちゃったんだろう（笑）でもでも、嬉しい言葉だったなー。
「カンチガイの海」も「ワルクナイヨクナイ」、しみたしみたよー。
「次（来年の2月ワンマン）は、こんなしんみりしないよ、バンドでくるぞー！」
と，言っておられましたが、ワタクシ今夜のひとりトモフさんにいたくいたく
感動いたしました。
言うまでもなくしょぼくなんて絶対ありませんでした。
この裏では十三ファンダンゴで実のお兄さんが記念ライブやってたことも
一瞬吹き飛んじゃった。
両方で見たい気持ちもあるけど、ワンマンやっぱり切望だなー。
来年の予定がもう出来ちゃったよ。（スネオさーーーーーん・泣）
。
。
。
かなりあやしいsetlist
※ご本人の「ライブ日記」が更新されたら書き直しま〜す。
というか、切望！（最近セットリスト載ってないみたいだから・汗）
歌いまくる40／GO!GO!GO!*2／脳／ホメテヨ（？）／自分らしさなんて／
疎遠／カンチガイの海／ワルクナイヨワクナイ
４。SUPAHAZE
いろんな意味で赤裸々なバンド。ホーン隊（トロンボーン）がいた。
時々違うもの吹いてたり、マイクで声を変えたり、インストやったり
急に「童貞はいないかー？」と呼びかけたり、（「はーい」と手を挙げる人いた。。。）
「最近セックスしてますか？」と言い出して、
「僕は4年くらい付き合ってる彼女と（間に浮気したり別れたりして）2年振りにしました」
と告白したり。
普段は工業高校に行ったみたいなライブばかりしてるそうです。
こうゆうMCに全然動じないどころかちょっぴり楽しんでる私は確実に大人だね〜。
しみじみ。
しかしね（という切り替えもなんだが）、音は最高でしたよ。
こちらもジャンルを超えてメタルあり、レゲエあり、ロックあり。ブルースも？
今晩はノンアルコールで挑んだんですが、充分に音だけで酔えました。
かなり気持ち良く。
大阪のバンドは泥臭い。
けど、昔に比べたらだいぶ洗練されてきたんとちがうんかな〜（急に偉そう）
ええやん、大阪も。うんうん、と思いました。
★クロージングアクト：校歌斉唱（私立汗東高等学校校歌）
おそらく最初のop actのバンドから選抜の4人。
名前を呼ばれてたんだけど控えるの忘れてて、すみません、わかりませぬ。
なつかしい道徳の教科書持ってきてて、その最後のページにある歌（嘘です）です
と言い、まじめに歌い出しました。
前列には同じバンド仲間とおぼしき男子たちが体育座りして、
これまた全員がぴくりとも動かず、歌うふたりを見てる。
歌詞の内容も冷静に読むと全然つまんないのに（おい！）
この真面目くさった雰囲気（演出）にまんまとひっかかった！
悔しい！
大阪人は自ら笑うことは大好きだが、笑わせられることは大嫌いなんじゃ！
てか、笑ってたのわたしだけかな。。。（お腹よじれた）
そう思うと余計に悔しいです。。。
。
。
。
最後になりましたが、声をかけさせていただいたカノジョさま（変な呼び方。。。）
数時間でしたがお付き合いくださってありがとうございました！
私はとっても楽しかったんですが、いかんせんナンパ初心者で不安もございました。
カノジョさまは、どうだったのかな〜と。。。
お互い名乗り合うこともなんとか交換もありませんでしたが（不馴れでごめんなさい）
来年のトモフさんワンマンでまた偶然でもお会いできたらいいですね。。。（声が小さい）
。
。
。
帰ってきてから知ったこのイベントの趣旨（？）
ま、制服なんてもともと持ってないし。持ってても着て行っちゃダメー！だよね。
BRIDGEライブスケジュールより。
ライブハウスを学校に変えるそんな前代未聞のイベント、
それがルーズロックス。
今は立派な会社員もまだまだ学生の奴も今までとは違う学園生活がすごせる1日。
タバコを吸ってもアルコールを飲んでも何をやっても怒られない学校が
10月21日に開校します。
ただし制服は着てきてね。
※制服着用の方は1ドリンク付き
サインしてもらうCDを鞄から出してる合間に、
トモフさんが隣にいたお兄さん（おそらく先行販売できてた神戸のライブハウスの人）に
「今、DJでかかってる曲、サニーデーズ。」って教えてた。
☆「裏BEST」来年に出る予定だそう。「BEST」よりもっといい！って。（笑）
動物園前近辺やBridge外回りの写真。ご興味のある方はどうぞ☆
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