ミナミちゃん1日目。(061006)



背中が痛い。
細かいこといえば右側の肩甲骨内側あたり。
なぜだらう。
一昨日の夜から眠ると蚊が耳元に寄って来て気になる。
なぜだらう、今頃蚊。
蚊取り線香が切れてるもんだから、
蚊よけのオイルを枕元にお供えして眩しいけど電気点けて寝た。
ねむー。。。。。
あ、昨夜のシークレットはトライセラトップスだったのね…。
みなしゃん早〜い。
いや、私が遅いだけか。。。
変わらずのんびり行きますわ〜。



◎月球@鰻谷サンスイ
サンスイ
私のミナミちゃん第1号となる記念すべきライブハウス。
階段降り口の前にミナホスタッフのお姉さんがいて
でかでかとミナミちゃんの看板あり。
わかりやすい。
地元のくせして殆どハジメマシテのライブハウスばかりなので
不審人物にならなくて済む。
ありがたい!
(ついでに3デイズパスのことも教えてもらった。ありがたやありがたや)
入り口左手にいきなりバーカウンター。
右の入り口くぐるとホール。
ちっちゃー。
サンスイがこんなにちっちゃい箱とは思わなんだ。
FOEはここでやったのか…。ふーむ。
ちっちゃくて、暑い。空調ないのかしら。
小さいから難しいのね、たぶん。
しかし、舞台近くて前の方のど真ん中にいたら目のやり場に困ったわ。
いろいろとね。。。
肝心の月球のライブについてですが。
イイ!!!!!
バンド名からして不思議空間漂う歌を歌うのかと想像してました。
もっと現実的、ノスタルジックで写実的。
それでいてバンドの重なり合う音はかなり複雑。
ストレートな感じはしませんでした。
でもそれが嫌味じゃない!なんなのさ、このバンド。
CDも聴いてみたいけど、ライブ。また行きたいなぁ〜。
P.S ここの物販のお姉ちゃんが明日(10/07)のシャングリラの対バンのことを
教えてくれたけど、相手のOLDとかてるる…とかmonokuroがいいよ〜と
宣伝しておいて、うちのもいいんですけどねー☆ってひとりでつっこんでました。
やっぱりおもろ!


monokuro@アトランティクス
ミナミちゃん開催地は繁華街のど真ん中なので
夜の時間帯は特に人や車の行き交いが多い。
と思い、ぎりぎりなのはわかってたけどゆっくり移動しました。
ほんならやっぱりもう始まってましたわ〜。
アトランティクスの階段は狭くて急で怖い。
ドア横すぐステージなので演ってるひと達は気が散るのだろう。
なんか怒ってました。(ような気がした)
でも、がっごよがっだ………(泣)
「メンソール」という曲だけ何かで聴いたことがありました。
最後に新曲。
かっこよかったです(それだけかよ!)
次の時間までえらい時間(30分くらいだけど)空いたので
三角公園で昼間買っといたパン1個噛りました。じっとしてると冷える。
あーーー、しかーし!
こんなつまみ食いみたいなライブイベントすごくないですか?
こんなことが許される世界って!
演る方も見る方も必死ですよ。もっと必死になりたい。
シークレット(ファンジェイトワイス)の行列を見るもカラダ翻して
ヒガシに向かいました。


クノシンジ@クラブ☆ジャングル

階段降りてる最中に「びくっ」と立ち止まってしまいました。
まんざらのポスターだし!!!なんでカナシミのポスターはないねん(笑)
とうとうここで不審者カミングアウツしちゃった☆
だってさ、これが私の初体験だったんす(ヤラしー言い方)
ミナホに来て最初に撮った写真がコレってのもイカにもワタシらしい。
動揺してかなりブレてます。(暗かったしね)
でもね、動揺したのはコレだけではなかったんですねー。
クラブ☆ジャングル。
もちろん、ココもハジメマシテ♪なんだけど、名前からしてさ、
ジャングルだしさ、クラブって枕詞がついてるからさ、
クラブ系の恐い人とかさ(どんなや)やっぱり密林とかさ(そのまんまや)
そうゆうの想像するじゃん?(どこの人?)
それがさ、入り口の前で素朴なお兄ちゃんがハッピみたいなの着て
たこ焼き焼いてんの。(コレ実はミナホオフィシャルメニュー)
でさ、入り口入ったらさ、『靴脱いで下さい』って。
まるで銭湯行くみたいな感じね。
んで、ホールに入ったらさ、床はフロリーングで両側にソファとかあってさ、
ステージはカーテンがあってさ、これはさしもおしゃれな体育館?
学校の講堂を彷佛とさせるようなほのぼの感!
みんな床に体育座り(ナツカシイ!)してたからそう思えたのかな〜。
後方がバーになってまして、お店の人たちも全然恐そうじゃない(カンチガイシスギ)
オフィシャルメニューの「からあげ棒」「チョコっとパフェ」とかに誘惑されながら
(物欲しげに何度も見つめた)空いてるソファ見つけて「ここいいですかっ?」
「はいどうぞ」って感じで座ったらもうリラックス全開。
ここ、いいですわ〜。めちゃめちゃ癒されましたわ〜
・・・って、ライブですよ!肝心なラ・イ・ブっ
クノシンジくんですよっ
癒された〜〜〜
赤いギンガムチェックのシャツがあんなに似合う男の子はそうそう居ないです。
でもね、可愛いだけじゃなかったんですよ。
ギター1本でスタンディングでね、愛知県から来ましたってね。
歌ってくれた歌は、音楽の喜びをあらわす感じかなー。
CRJ-westで1位になった「コンチェルト」という歌の後に歌ってくれた
「Happy?」という歌がね、心に刺さりました。
ハッピーという歌の割には、ぐさぐさと来る不思議な歌だなと感じてました。
後から知ったのハッピーの後に「クエスチョンマーク」が付いているのを。
まるで今夜の私のことを歌われているような気がしてね。
フォークでぐさぐさと刺されたトマトみたいになってしまいました。
P.S 『Sad Movie』という韓国映画のイメージアルバムに参加したクノくん。
洋楽のナンバーを日本のミュージシャンがカバーするという企画だったそう。
クノくんはギルバート・オサリバンの「アローンアゲイン」をカバー。
残念ながら今回はそのアルバムの宣伝だけでライブでは披露せず。
生で聴いてみたかったワ!!!!!


MALCO@アトランティクス
ジャングル湯*1で癒されまくって、牢獄のようなアトランティクスに戻って来ました。
そう!ここのイメージは牢獄。両側に金網みたいなのがあるからかな。
それが、monokuroとモノ凄く合ってたと思う。今頃思い出す。
1日目のトリをMALCOを選んだ理由は、笑いたかったから。
というのは半分本気で、MALCOを知ったきっかけはやっぱりスネオさん。
TR2だかマイラジだかでMALCOのデビュー曲「男はバカなのか俺がバカなのか」を
かけてくれたのが、なんか印象的でね。なんとなく注目してました。
と言ってもアルバムとか聴いてないんだけど(汗)
お!ミナホに出るんだーと思ったらライブ見たくなりましてね、
ついつい笑いを選んでしまう関西人の哀しい性(さが)です。(どんなや!)
面白かった!
いやいや、面白かった!(まだ言うか)
いきなり聴きたかったデビュー曲からくるとは思わず、じんとした。
「(今日最後に)皆がここに来たことを絶対後悔させない!」と叫んで、
私たち(聴衆)のことを「お客さん」と呼ぶのは失礼なうえに水臭い!
と言い放ち、今夜限りの親しげな名前を付けてくれました。
(いっつもしてるんかな・笑)
女の子はみんな「みきちゃん」、男の子は「黒田」。
MALCOとみきちゃんと黒田くんはそこで一気に打ち解けました(笑)
ブルースのようなロックのようなパンクのような不思議なバンド。
古くさくて今にもつぶれそうな駄菓子屋みたいな人達。
ミナホは時間厳守のイベントで本当はアンコールは無理みたいだったけど
なんとか1曲だけ。
今日の終わり、MALCOがいる場所にいれて良かった。




ミナホにはあらゆる誘惑が渦巻いてるみたいだ。
楽しむスタイルはひとそれぞれだ。
自分のスタイルは?もう終わってみるまで分からなさそう。
終わっても分からないかもしれない。
ただライブがこんなにも熱いもので、
ただ見にきている私たちに心からの感謝を飾り気もなくぶつける
ステージの上の人たちが愛おしいと思えたのは初めてかもしれない。
ミナホにはたくさんの出会いがあると同時にたくさんのすれ違いもある。
そして、ミナホに来ることを選んだことで捨ててしまったものが私にはある。
それを忘れないように忘れちゃいけないと思った。

*1:銭湯じゃありません。念のため。