やわらかい生活

miwakiti2006-06-25







わたしがこの町に来る理由は髪を切るか、映画を観るか
たいていそのどちらか。
映画を観に行くたび、いつも道に迷う。
今日は珍しく迷わなかった。やっと道を覚えたのかも。
雨の日にわざわざ映画を観にいく物好きはわたしくらいだろうと
思っていたら、意外とわたしみたいなひとたちは多かった。
この町とそっくりな町が出てくる映画を観た。
きっとここにいるお客さんたちはこの町の人たちが多かったに違いない。
そして、きっとわたしと同じことを思っていただろう。
おめかしして行くわけでなく、ちょっといい映画があるよ、
観にいってみよう。みたいな。
ひさしぶりに映画のパンフレットも買ってみた。
今となってはよくある話の映画だけど、
社会からドロップアウトなど疾うの昔からしているし、
今さら内容の細かいところに突っ込む気はない。
ただこの映画が持つ空気、町の空気が良かった。
違和感がなかった。まるでそこに連れ去ってくれた。
そうゆう意味でこの映画は新鮮。


映画館を出たら雨は止んでいた。またじきに降り出すだろうけど。
いつもそうなのだけど、この町に来ると用もなく歩いてしまう。
今日もまたさみしい商店街を端から端まで歩いてしまった。



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笛姉さんが食べてたらーめんとジャンボ餃子が美味しそうだったよ。
「賓華園」