チョコレート工場体験

miwakiti2005-10-29





チャーリーとチョコレート工場」鑑賞2回目。TOHOシネマズ高槻にて。
アロマトリックスを体験すべく雨降りしきる土曜日の朝から出発。
雨女の妹と晴れ女の私の勝敗はあったり。高槻に着くと雨は止んでいた。
予報通りだけど。
JR大阪駅から高槻駅に着くまでの車窓からいろいろな工場が見えた。
明治製菓の工場もあったと妹が云ってた。

JR高槻駅直結の「アルプラザ高槻」の中に映画館はある。雨に濡れる事もなく、
お店に入れる。
ガラガラの映画館で指定席をとって、「パステル」でランチを食べた。
ふたりともカップデザートつきランチにした。カップデザートとはご存知「なめらか
プリン」のこと。
店内でしか食べれないという「なめらかプリンブリュレ」と「なめらかマロンプリン
ブリュレ」を頼んだ。
久しぶりに食べた。カラメルを割るのが気持ちいい。
映画の券を見せると合計金額から10%引きしてくれたよ。ワーイ(≧∇≦)b


映画も2度目になると、フラッシュバックも甚だしい。
実際にありそうで現実にはどこにもないティムが描き出す世界。
シザーハンズ」の舞台、アメリ中産階級の人々が住む住宅街は、
個性を押し殺した小奇麗な家々が一様に立ち並んぶ。整然として、どこか異常。
ティムのくすくす笑いがどこからか聞こえてきそうだ。


チャーリーの舞台も、一体どこの国かわからない。ありえない世界だ。
おとぎ話そのもの。
人間の卑しさと透明な清純さを見事に表現している。


私が泣けて泣けて仕方ない場面は、ストーリーの中盤の前あたり。
チャーリーがようやくゴールデンチケットを手に入れた時、大人たちがこぞって
大金を出すから売ってくれ、と迫った。
しかし、店の主人が「そいつは誰にも売っちゃいけない。しっかり握って早く家に
帰って皆に見せなさい。」と言った時。
そして、一目散に家に帰り、ゴールデンチケットを家族の皆に見せた。でも、チャ
ーリーは工場に行かないと言う。売れば大金が手に入るからだ。
そこで、いつも皮肉屋のおじいちゃんが言う。
「お金は毎日大量に印刷され、製造され、世の中に出回っている。そんな薄汚れた
紙切れとそのゴールデンチケットを交換する者は大馬鹿者だ。チャーリー、お前は
そんな大馬鹿者になりたいのか?」
号泣…・゜・(つД`)・゜・ ウワァァァン


そうそう、肝心のチョコの香りね。これ目当てで高槻まで来たんだから。
チャーリー達が、工場に入った瞬間、どこからともなく甘い香りがしてきた!
ふんわりナッツ入りチョコレートの香り。
でも、意外と香りの漂ってる時間は短かった。でも、素敵な体験。
勿体ないなーどうして梅田とかの映画館でやらないんだろ。
高槻もお客さんガラガラでしたよ。


ところで、皆、この映画見てもなかなか笑わないんだよね。
大爆笑になってもおかしくないのに。
橿原で見たときは、私の隣のガキと私だけくすくす笑ってた。
今回、高槻では妹と二人で笑ってた。子供たちは結構笑ってたなー。
大人は頭が固くて駄目だね。


米国のセントエア社が開発した「アロマトリックス」を輸入・販売している会社。
化粧品サンプルの企画・受託製造などを手がけている。

チタカ・インターナショナルフーズ社長 角日出夫さん(44歳)
朝日新聞2005.10.29「be on Saturday」より>