ジョリビーはいつだってひとりよ





何時もひとりよ。ちゃんと息をしているからね。喜びも悲しみも怒りも楽しみも誰とも共感しちゃ駄目よ。
そんなことゆうまでもないやんかと山本精一に諭され、安藤明子が黙って発熱した額を撫でて去ってゆく。足踏みのララバイ。
ガリガリくん、ガリガリくん、ガリガリくん、ガリガリちゃん、