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きのう、十三でみた焼け跡のことが刺のようにささってしまっていたようです。きょうは一日中 感情的に過ごしてしまいました。そんなときに、むやみにテレビそしてラジオさえもつけるもんじゃないということを学びました。
なにかいたたまれなくなって、大瀧詠一のペパーミントブルーを聴いたら、からだが漸く動いてくれました。
今夜初めて二月堂のなかに入り座って聴かせていただいた ざわめきや好奇の目も 次第に遠退いていき いつの間にか静けさとお経をよむ声に包まれていた いつかの不思議なきもちをおもいだしていました。

夜は もっともっと暗い暗い闇ならいいのに
と、つい鹿に話し掛けて 嫌がられてしまうのに