鬼海弘雄写真展 PERSONA(Hiroh Kikai:PERSONA)



鬼海弘雄写真展 PERSONA
東京ポートレイト、インディア、アナトリア

会場:伊丹市立美術館
会期:2012年11月10日(土)−12月24日(月祝)休館日:月曜日(但し12月24日[月祝]は開館)

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このたび伊丹市立美術館では、2012年11月10日(土)より「鬼海弘雄写真展PERSONA 東京ポートレイト、インディア、アナトリア」を開催いたします。 1945年山形県に生まれた鬼海弘雄は、映画青年として学生時代を送った大学で哲学を修めた後、トラック運転手、マグロ漁船の乗組員などさまざまな職業を転々とする中、アメリカの写真家ダイアン・アーバスの、人間の核へ肉薄した作品に大きな衝撃を受け、写真家として身を立てる決意をします。以来、現在まで写真表現をひたすら追及することに身を投じてきました。 本展では、強烈な存在感と詩情をあわせもつ人々を40年以上にわたって撮り続けている『PERSONA』、人の営みの匂いを写し出す町のポートレイト『東京迷路』、『東京夢譚』のシリーズにくわえ、鬼海弘雄のもうひとつのライフワークである『インディア』と『アナトリア』から、厳選したモノクロ作品約180点を一堂に展示します。 写真にしか表現できない「ちから」とは何かという直接的な問いかけに真っ向から取り組み、人間という摩訶不思議な生き物に対する尽きない好奇心と愛情が注ぎ込まれた作品群は、普遍的な「人間」の姿の迫力と美しさで観る者を圧倒します。 鬼海弘雄の関西で初の大規模な集成展となる本展は、人間存在の根源に迫る写真家・鬼海弘雄の全貌に触れる貴重な機会です。