石橋十三ラビリンス

miwakiti2010-06-26






やっぱ戦争が出てくる映画は苦手……けど、昨晩AXNで『パンズラビリンス』食い入るように見ていた。あまりの残虐さに何回も目をそらしても、最後まで見ずには終われなかった…。眠気にも耐えられなくなって半分は録画して今朝見たんやけど、朝見たからって怖いのは変わらんかった。極上のお伽話と確かに存在した残虐な闘いの現実が、決して溶け合うことのない油と水が美しく混ざりあってしまったように思いました。すべてはオフェリアの夢想やったのか?感受性の強い女の子の、多感な時期にある行き過ぎた妄想。
三年なんてほんまあっとゆう間や。来月退職するわたしの送別会を職場のひとびとが開いてくれた。
職場を転々とすんのは馴れてるけど、なんかな〜今までとはちよっとだけ違う気がする。今までのは、形態に限らず自分が辞めたくなって辞めるとか、会社が潰れたとか、向こうから要らんとかゆわれての「辞める」やったけど、今度のは違うな〜。と気付いた。円満退社って言ってもいいのかな〜。次の予定が全くなく、今までとは比べものにならない不安でいっぱいやとしても。
送別会で飛行機のエンジンの中で一番頑張ってるタービンのかけらを閉じ込めた手作り記念品をいただいた。わけあって今、わたしの手元にない。みんなからもらった言葉も嬉しくて、こんな送別会なら何回でも開いてもらいたいな〜と思った。