都合のよい生き物

miwakiti2010-06-10




NHKの番組に『いのちドラマチック』てゆうのがあるけど、これ見ると毎回切ない気分に苛まれます。人間が神のごとく、人間以外のすべての生物は人間のために命があるようで、わたしがただ生きるために生き物はどんだけ改造されてゆくのか…と暗い気持ちになります。もう「わたしは犠牲者です」なんて言えなくなってしまう。
いま世界で蜜蜂が大量に行方不明になる現象が起こってると、この『いのちドラマチック』で知りました。蜜蜂(働きばち)が神隠しにあったように、忽然といなくなってしまうそうです。これは蜜蜂が人間の奴隷になるのはもう嫌や〜と逃走してしまったのか?どうか?は、いまんとこ蜜蜂のみぞ知る。とのことです。
人間はあらゆる意味で都合のよい生き物や。でも、永い目で見たとき、わたしが灰になって、塵になって、わたしのことを知る人が誰もいなくなってしまったときに、それが本当に都合がよかったことやったのがどうかはわからない。もはやどうでも良い。
働き蜂が作りだす美しい蜂の巣の穴は、最強の六角形。今夜のグランキューブ大阪で開かれたSPITZジャンボリーツアー2010のライブステージに張り巡らした蜂の巣に、うっとりするよな美しい映像がたくさん流されて、わたしは今日も都合よく生きてる。
わたしは枕にタオルを敷いて眠るタイプの生き物ですが、ここさいきん敷いてたタオルが大量に行方不明なのです。これて、ひょっとするとタオルの逃走なのか?もう枕とわたしの頭の奴隷になんのはウンザリ!と、言い捨てて。