Blue Ocean Festival 2006”DEPAPEPEライブ”@相愛大学南港ホール

miwakiti2006-10-22




Blue Ocean Festival 2006”DEPAPEPEライブ”
06/10/22(日)
相愛大学相愛女子短期大学 南港講堂
開場 : 12:00/開演 : 13:00
料金(税込) : 前売・当日 ¥800(全席指定)
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この街に暮らし始めて早7年が過ぎました。
キリのいい歳から始めたので忘れっぽい私にもわかりやすい(笑)
何もない離れ小島みたいなところだけれど、
こんなソコソコ有名な大学がご近所さんであるのには驚きました。
まだ土地に馴れなくてこの街がでっかく思えていた頃、
この大学の学園祭のチラシがポストに入っていました。
GONTITIライブ」の案内でした。
確か講堂で行うライブは有料でしたが、
夕刻、学内のグラウンドで無料ライブをやりますのでみなさま是非!
みたいな案内でした。
ひとりで移り住んだこの街と早く仲良くなりたかったのと
無料という文字と(笑)学祭という懐かしい匂いにつられて
おそるおそるこのキャンパスの門をくぐってみたのでした。
緑が多くて、こじんまりとした学内。
音楽大学らしい静かな雰囲気。
グラウンドはキャンパスの奥にあって、思ったより広い、と思いました。
その奥の方にステージがセットしてあり、前方には観客用に椅子も用意してあったような。。。
(何せ7年前の記憶)
少し風が冷たくなり出した頃、ゴンチチのライブが始まりました。
それまでにそんなにゴンチチの音楽を聴いた記憶はないのだけど、
高校生の頃、深夜に聞いたことのあるチチ松村のラジオのお喋りに
腹をよじらせていたことだけは覚えていて、
(4人部屋の学生寮に住んでいたので笑いをこらえるのに必死だったのです)
そんな期待も抱きつつステージから遠く離れたところで見ていました。
歌もなく、ギター二本だけでさぞかし眠りを誘う音楽なのだろうと
思っていました。
ところが、そんな浅はかな想像を見事に裏切ったゴンチチのギター。
ギターほど人の心を騒がせるものはないと初めて知りました。
めちゃくちゃロックだったのです。
ドラムもないキーボードもないバンドでもないのに、この迫力は一体
どこからくるだろうと思い震えました。
鳴り響くギターの音が空を真っ赤に染めていく。
このライブを体験した後、ゴンチチのCDを買いに走ったことは言うまでもありません(笑)


そうゆう思い出を呼び起こすようなギターデュオが、
この街にやってくるというので頑張ってお金払って見てきました。
初めて入った南港ホール。
入り口の傍らには、小さな木製のピアノ。デパペペのでっかい垂れ幕。
階段を上がってホールのドア付近ではCDやグッズ(Tシャツやタオル)も販売。
普通のライブと変わらないんだね(笑)
ピカピカのニスが塗られた木の床。
ステージには大きな大きなパイプオルガン。
学生の頃、友達が入ってるサークルのオケ、度々見に行ったけど
もう10年以上こうゆう場所に来ていなかったなーと思いました。
500だというホールの座席はほぼ満席。
前方付近はデパペペのファンが埋めていたようです。(タオルやCDをずっと挙げてた)
ぎりぎりの時間に受付で買った当日券の座席は最後尾。
全体が見渡せていい気持ちでした。
どこの学校の学祭もそうみたいだけど、学内の生徒が見にくることは少ないらしく。
私みたいに近所から裸足でサンダルででかけてきたような
子供連れのお母さんも結構いましたよ。
三浦君の声は想像以上にデカかった。マイクいらないんじゃないかって(笑)
演奏を始める前にまだライトが当たらない暗がりのステージの上で
ふたりがこぶしを突き合わせて息を合わせるシーンが素敵でした。
最新シングル『DEPAPEPE meets ハチクロ』から「Night & Day」もやってくれました。
三浦君のきれいな方の説明によると、ギターの音色で夜の深さから昼の明るさへ移りゆく
さまを表現しているとのこと。
メインのメロディーと伴奏を互いにおっかけて弾くという凝った作りをしてる、
これはデパペペにしか作れないよね、と言ってたのもこの曲かな?(笑)
いやー本当にキラキラと切なさときれいな曲でした。
そして、面白い方の話は、この曲の原型はもともとある人のために書いたもの
だったそうです。
デパペペが現在テレビ神奈川の「サクサク」という番組にレギュラー出演してるコーナー、
前は木村カエラちゃんがやっていたらしく。
カエラちゃんが降板する時、さみしくて贈った曲がこれだったのだそうです。
そのタイトル、
カエラナイト」
ネタかい!
つっかけはいたおばさんや学内の生徒さんやコンサートとか初めてっぽい子供たちも
最後は皆で大きく横に手を振って、手拍子して、楽しい楽しいライブでした。
そうそう、三浦君はキャンパスライフにめっちゃ憧れてるそうです。
今調べたんですが、三浦君ってめっちゃ若いやん。。。
まだまだキャンパスライフできるで。。。
2リットルのペットボトルのジュースをステージの上でがぼがぼ飲んでた三浦君は、
しまいに客席の子供にまでつっこまれてました。
横でやさしくつっこむ徳さんは大人だなーと。
夏のイベントなどでさんざん野外でやってたんだろうけど、
この島でも夕陽を背にやってほしかったな〜。
パイプオルガンを背に七色のライトがチカチカのしていたステージもかっこ良かったけど。
そのせいかしばらく目から星が出ていた私でした☆






おまけ☆★☆
ライブの後、はらぺこで屋台で焼き鳥(ももねぎ1本・50円)、
いか焼き(チーズねぎ・100円)買ってグラウンドに辿り着く。
特設ステージで繰り広げられるダンスショー、ファッションショーを
ひとりでぼーっと見てました。
性懲りもなくキャラメルポップコーン(200円)を買い
ベンチの上で胡座かいたら心地よくてお尻に根が生えました。
フォークソング部が始まる頃には空気も冷えてきたので、
1曲だけ聴いていいかげん帰ろうと思ってたのに、
思いのほか良くて見入ってしまいました。
ダンスやファッションショーがしょぼく見えたステージも
ギターやキーボードやカホンまで出現して一気に華やかに。
音楽ってシンプルこそかっこいいよなー。
調子に乗って、ケータイでこんなものまで撮ってしまいました。
遠目だし画像悪いし(なぜか割れてる)退屈だけど、歌に味がありますよ(笑)