目にもオイシイモノを『プーシキン美術館展』

miwakiti2006-03-11







『プーシキン美術館展』
やっと行って来ました、『プーシキン美術館展』。
暖かくなった頃に行こう〜と妹と約束していましたが、
本当に今日は暑いくらいのお天気で!
とてもいい気候の日に行くことができ感謝でした。
気候がいいのと、もうすぐ会期が終わるのとで予想通りの人出でした。
でも、私が今まで行ったことがあるこうゆう日本人好みの名作が揃った
展覧会の中ではまだましな方だったかも。入場制限もしていなかったし。


肥後橋駅に着いたのは12時半頃で、例によってまず『ラ・ポルタ』で
ゆっくりとランチを済ませ、天下の国立国際美術館に向いました。
この美術館は万博記念公園から2年前だかに中之島に移転してきて、
展示室は全て地下にあるのでございます。
のんびりランチしてたので着いたの14時すぎ位だったかしら。
エスカレータでB1に降りると、チケット売り場やらロッカー室やら
ミュージアムショップやら資料室などがあり、
またエスカレータでB2に降りると、期間によって展示物が変る常設展示場。
エスカレータをさらに降りてB3、やっと特別展示場です。
順番に見て回るのが嫌いなので空いていそうな絵の前を目指してジグザグ走行。
あー…どこも人がいっぱいでちょっとうんざり。
でもね、やっぱり天下の美術館、展示場が広いんだわ。
だから、あんなに人がいっぱいでもジグザグ走行もできたんだわ。


その内に人込みにも慣れてきて好きな絵を見つけたりして、ソファで一度
休んでからまた猛烈に逆走しながら観て回りました。迷惑なヤツ…(・∀・)
私が興味を持ったのはルドンにボナールにヴラマンク
ピカソもやっぱりよかったな…。
普段こんな名作を目の前で観る事などできないので、親の敵とばかりに
目を凝らしてみてきました。
他にも心にズシンくる絵がいくつかありました。
また後程アップしたいと思います。
* * *
心にズシンときた絵は、そう、シャバンヌの『貧しき漁夫』。
ボートの上で祈りを捧げている漁夫の傍らの岸辺に裸の赤子。
ずぅーっとじぃーっと見ていたいと思ったルドンの『光』。
小さな石版画だったけど、すごい迫力だった。
ルソーの『モンスーリ公園の眺め』は、見ていて楽しくなるね。
やっぱり本物を見なくちゃだめだね。教科書や画集なんて味気ない。


国立国際美術館の収蔵品もやはりさすがです。
佐伯祐三ピカソセザンヌ、エルンスト、カンディンスキー
しかしさすがにびっくりしたのは草間彌生の「銀色の希死」。
水玉だけじゃなかったのね、先生。
ヤノベケンジの「アトムカー(黒)」も可愛かったなぁ。


プーシキン美術館が収蔵する作品は、19世紀後半から20世紀前半の
フランスで伝説的だったコレクター、シチューキンとモロゾフって
おっちゃん達が集めたものなのですって。
「シチューとモロゾフだって。美味しそうだね〜。」ってお喋りが
あちこちで聞こえてきたことはいうまでもないです。
大阪のやつらわ!(オマエモナ〜)




lunch●「ラ・ポルタ」 06・6444・5916 日祝日定休
 パスタランチ「カニと野菜のクリームソース」
 ピザランチ「伊産ポルケッタ(焼豚)と野菜のピザ」
 肥後橋センタービルの地下1階にイタリアが。


tea●パティスリーアンブラッセ 06・4796・5515
ここの紅茶はムジカの紅茶。
私が頼んだケーキセットには黒ごまソフトと生チョコひとかけがついてました。
なんてお得!例によってきれいにたいらげた後、写真撮り忘れたことに気付きました。
だって美味しすぎるんだもん!