金曜土曜のおみやげばなし

miwakiti2006-12-11







もういいかげん書かないと(笑)
楽しいことの積み重なりは嬉しい悲鳴で書くタイミング逃しちゃうからね。



そうそう、まずは金曜日。(12月08日)
表現さわやか「そこそこ黒の男」を観てきたのです。
なんやそら?!って、感じでしょう〜。
またまたわけわからんやつ〜って。
でも、これは意外と、そこそこにメジャーっぽいよ。
もともとは「猫のホテル」っていう劇団が母体で。
はい、このへんでよくわからんでしょー。
表現さわやかは、その劇団の看板役者・池田鉄洋イケテツ)率いる
プロデュースものなのです。
このイケテツってのがですね、前回より高視聴率だったNHKの朝ドラ『純情キラリ』に
かなりの存在感をもって出演していたんですよ。
ね、意外とメジャーでしょ〜?(実は私もこれ位しか知らない)
ちなみに役柄は、桃ねえちゃんの最初の旦那。あのキャラ強烈だったよねー。
でもまー、この「そこそこの黒の男」に関しては、
もうそんな日本国営テレビのことなぞ忘れて下さい。
いや、忘れるしかない!
タイル上に電飾が施された壁が上手と下手とホリゾントに。
まるでキャバレーのように光るのです。きれい!
シンプルでモダンな舞台装置。
暗転の中、あらわれた男たちは、皆、女装。
しかも、彼女たちは、どうやらストリッパーなのら〜。ランジェリーに濃い化粧〜。
いきなりカマショーに紛れ込んだのかと思いましたよ。
そして、舞台にみなぎる変な緊張感。
それは、舞台の上だけじゃなくね、舞台と客席に妙な緊張関係があるわけです。
彼等は自らを「苦笑系コント集団」という。
なるほどねー。
表現さわやかとしては、これが大阪初公演だったため(しかも私が行った日は初日)
彼等もお笑いの国大阪に受け入れてもらえるかすごく緊張してたんだって。
(アフタートークで暴露。)
いやー、わたし、最前列だったので、席が、それだけでもすっごい緊張したわよ(笑)
でもね、かかるミュージックがダンスクラブな感じで私思わず足踏みしちゃったわ。
NANA*1の格好して網タイツはいたイシテツの足は、きれいだし(おい!)、みんな芸達者。
紅一点の佐藤真弓ちゃん(ちゃんと言っていいのか?)のイナバウワーはくりそつだった(爆)
河童のシーンは、ほのぼのして、じぃーんとしたな〜。(ここだけオチあり)
永井大のオーディションシーンは、笑い過ぎてお腹が痛かったです。
ゲストのめっさ男前・伊藤明賢さんが自分の顔ねちこくさわりまくるの大好きっ。
(観てない人はわけわかんなくてスミマセン)
確かに関西にはまだまだ少ない苦笑系よね。
いかにも東京っぽい。
でも、お笑いに国境はないのだ!(いや、だから、お笑いじゃなくて、芝居だよね、、、)
また大阪でやってほしいよ。きてくれよー!
東京では来年11月、公演予定があるらしいです。

表現さわやか『そこそこ黒の男』【大阪公演】
2006年12月8日(金)19:00、9日(土)14:00/19:00、10日(日)14:00
@なんば・精華小劇場(精華演劇祭vol.5参加)
チケット料金:前売3500円/当日3800円 (全席指定)


★…終演後アフタートークあり
12月8日(金)19:00→ゲスト 楠見薫さん
12月9日(土)14:00→ゲスト 小林顕作さん(宇宙レコード/コンドルズ)


そして、問題の土曜日(笑)。(12月09日)

the pillows TOUR “LOSTMAN GO TO CITY”
open 18:00 / start 19:00
ticket ¥3,675(税込み・ドリンク代¥500別)
一般チケット発売日:11/11(土)
12月9日(土) なんばHatch(大阪) sold out
info. 夢番地大阪 06-6341-3525

(こっからは、ちょっぴりネタばれてますので、ご注意ください)






わたし、なんばハッチがどんどん好きになってるみたい。
好きな空間になってきた。
できれば、好きなアーティストのライブはここで見たいなーって。
単なるわがままです。
このピロウズのツアーは、レコ発とかなんの名義もないもので
名古屋、大阪、東京の三公演のみ。
東京は、今週の木曜日(14日)渋谷AXで行なわれます。
大阪、東京は一般発売即日完売。
ピロウズのファンは、熱い。
男子が多い(笑)カップルも多かった(笑)
ハッチの前列に背の高い男子たちがひしめくライブは、ジャパンサーキット以来かな。
ステージ上でローディーさん達(やっと覚えたぜ、この言葉・笑)が
ギターやマイクの調整する時間、短かっ!
なんかいろいろ感心すること、多し。
ステージが暗転しただけで、バスターズは叫ぶ。
あああー、もうライブって感じなのだ!
ぴょんぴょん跳ねながら、背の高い男の子の頭越しに
なんとかさわおさんやまなべさん(ギター)を見てました。
男気溢れる「さんきゅ!」に痺れました。
ミーコさんが、今日は今までより一番勇ましい喋りだったと言ってました(笑)
想像以上にストイックな感じうけました、さわおさん。
でもね、アンコールで歌ってくれた「ストレンジカメレオン」
すごいしみた。ぐーっときたよ。ジェントルマン。やさしいうた。
エネルギッシュにジャンプしたり、今夜は制約のないライブだから
マニアックなセットリストでいくよ、と云ったので
わたしは殆ど知らない曲ばかりだったけど、そんなこと全然関係なかった。
楽しくて痺れて泣いて泣けた。
バスターズたちは最高にうれしかっただろうな。
あんなにファンを大事にしてくれるんだもん。
すべては音楽で君に答えるよって。
ハッチの天井に映った青い水玉の照明、きれいだったなー。
二度目のアンコールを願って、かなり長い時間みんなで手を叩きました。
今回は叶わなかったけど、
ピロウズには、きっと届いていたよね。みんなの「ありがとう」の声が。

http://d.hatena.ne.jp/firesign0916/20061209/p1

*1:映画「NANA」1も2も出演したそうです。