まさかの女


U2のライブにいくことを決めた時、もうすでに川越に泊まるつもりでいた。
あれ?そうだったっけ?
それはそうと、有効期限が差迫ったプリンスホテルの金券があったので、
おのずと宿は決まってはいたようなものだった。
それで調べて初めて知ったのだ、川越というところが小江戸と呼ばれる
観光地であること。
いもけんぴ。菓子屋横町。
わたしの好きなものばっかり!みたーいな〜。
そんなところに、またまたタイムリーにも「川越水上公園」の道路標識を
写メしてくれたお方!
がんばって足をのばしてきてくださいと言ってくださったお方!
オーバーザリバーがあこがれの地の皆さん!
とうとう行っちゃいましたよ、わたしゃ。
川越は、小江戸もこぎれいな観光地だけど、
そこに辿り着くまでの素朴な商店街や横道に逸れると見せる
観光地に成り切れていないうら寂しさがなんとも可愛い。
東京のあの町にどこか似ている。
どの道を歩いても名残惜しくて、ゆっくりしていたかったけど
菓子屋横町でふらっと入った飴屋のおばちゃんに
水上公園に行きたいと話したら、バスもないしととめられたけど
駅からテクテクと歩くこと30分。
(よそ見をしないで歩けば15分くらいかな)
国道沿いは見渡す限りの田んぼ。
おみやげの飴を駅のロッカーに入れてこなかったのを歩きながら
さんざん悔やんだけど、
正門の「歓迎」の文字が目に飛び込んできて、
目の覚める紅葉が一面にひろがったら、疲れなんか吹き飛んじゃった。
歩いてきた道も、ずっと懐かしい気持ちに誘われていて、
なんだかそわそわしてしかたがなかった。
スワンがいっぱい浮かぶ鏡のような池には、
(スワンじゃないスワンもあった。今はあうゆうのもあるのねー)
カモさんがいっぱいいて、
すこし近付いただけで気配に気付かれて逃げられてしまった。
こんな美しい季節にここに来ない手はないよ!
わたしみたいにバカみたいに歩く必要もないけどさ。
公園を抜けて、入間川の土手に立ったとき、
夢のように黄金色に輝く林を見つけた。
そこまでおりていってしまったら、もう二度と帰って来れなかったかもね。
俯いたら、あしもとにはタンポポが咲いていました。
そんなこんなの私、とうとう信じられない失態をしでかした。
帰りの飛行機に乗り遅れた・・・・。
まあ、いろいろありましたが、今、無事にここにこうしているわけは。
お会いした時にでも種明かししましょう。
(大人なら絶対まねしちゃいけません。)
旅立つ前に悟りきったようなこと書いたから、
ぎりぎりだとか人生こんなもんだとか、
出発のひこうきも実はぎりぎりに乗ってたし、
ほんとうにそうなっちゃったよ。
というかそれ以上だ。(以下か?)
これからは、叶ってほしいことしか書かないようにしよう。
日記というものはほんとうにおそろしいよ!

彩の国トンでも歩き旅

miwakiti2006-11-30






11月29日(水)はれ 最高気温15度くらい
羽田空港:おひるすぎとうちゃく

川越プリンスホテル

本川越:夕景の蔵づくり

ペペ川越:はらごしらえ

さいたまスーパーアリーナU2//VERTIGO//2006

11月30日(木)くもりのちはれ 最高気温12度くらい
本川越:おひるまえ商店街〜蔵づくり〜菓子屋横町・駅前など

西川越:川越水上公園への道






(ご参考)
http://www.city.kawagoe.saitama.jp/icity/browser?ActionCode=genlist&GenreID=1000000000102&SiteID=0&FP=toppage
川越水上公園 - 川越水上公園の夏は遊びきれない水のパラダイス!!!